日本再生医療学会

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2020.3.10

  • ナショナルコンソーシアム

整形外科領域における自己多血小板血漿(PRP)療法再生医療等提供計画ひな形

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厚生労働省の報告によると、2020年1月末までの再生医療等安全性確保法の施行件数は3,800件を超え、その8割近くは第三種再生医療等に分類される歯科および整形外科関連の治療となっております。

日本再生医療学会では、日本医療研究開発機構(AMED)の「再生医療臨床研究促進基盤整備事業(ナショナルコンソーシアム事業)」の一環として、2019年4月の省令改正に伴い、独自に作成した整形外科領域の自己多血小板血漿(PRP)療法における再生医療等提供計画(様式第一の二)ならびにその添付書類の一部について、ひな形を公開する運びとなりました。

これを基に、その他の第三種再生医療等の治療にも応用し、ご利用ください。

今後、再生医療等を提供される先生方にご活用いただければ幸甚です。

再生医療等提供計画関連(整形外科PRP療法)ひな形(2020年3月10日)

ひな形の利用についての注意点

  1. 当ひな形は、靱帯・腱付着部炎治療の際に自己多血小板血漿(PRP)を用いることを想定して作成しておりますが、記載内容(青字)はあくまでも例示ですので、各治療および施設において、法令等や医療の内容をふまえて検討し、適切な情報をご記載ください。
    また、参考文献は各治療の科学的根拠を提供するものなので、論文の内容を理解すると共に適切な参考文献を引用してください。
  2. イタリック文字(斜体・緑字)は記載の手引きを示しているため、これらは最終的に削除してください。
  3. 自己多血小板血漿(PRP)を用いた治療は、比較的安全性の高い治療とされておりますが、その安全性および有効性につきましては当会が担保するものではありません。当会は将来的な治療の確立を支援する立場から、現状で考え得る例示を提案したものであることについて、ご留意ください。