日本再生医療学会

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2018.4.12

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第18回日本再生医療学会総会

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第18回日本再生医療学会総会の会長を務めさせていただきます、鳥取大学の汐田剛史と申します。 本総会を、2019年3月21日(木)~23日(土)に神戸国際会議場・神戸国際展示場において、開催させていただきます。

総会ウェブサイト:http://www2.convention.co.jp/18jsrm/

 

本総会のテーマは「再生医療発祥の地よりのメッセージ」とさせていただきました。これは、古事記より伝わる大国主命(おおくにぬしのみこと)が傷ついた白兎の皮膚を治療し再生させた因幡の白兎の物語に因み、再生医療により患者を救うとのメッセージを、未来へ向けて発信したいとの思いより決めさせていただきました。

 

本総会では主として三つの点をフィーチャーしたプログラムを予定しております。一つは、「再生医療発祥の地よりのメッセージ」のテーマに沿って、「治療」にフォーカスを当てた臓器別、或いは横断的なプログラム予定しています。近年、再生医療の治療に関する研究が、各分野でめざましく進んでいます。 本総会では、再生医療の各領域における治療へ向けた臨床的研究・基礎的研究の成果を大いに発表していただきたいと思います。 再生医療の治療研究がここまで来ていると実感でき、未来への展望が見える総会にしたいと思います。

 

二つには、再生医療の実用化に向けた学術、産業、行政、経済の各界の取り組みを取り上げます。再生医療の実現化には産官学民の連携が必須ですが、本総会では、各領域からの発表を積極的にして頂き、産官学民の力が統合され、加速するような活気あふれる総会となるよう、最大限の努力を行いたいと存じます。 また、地域との連携、地域活性化などの視点より、再生医療が地域を元気にする産業革命、意識革命についても議論できる総会にしたいと思います。

 

三つにはインターナショナルセッションを企画し、海外の方にも参加していただき、日本の再生医療が世界の再生医療と連携する総会にしたいと思います。

 

以上の三つの取り組みを通じて、日本の再生医療の進歩を実感し、将来の再生医療を確信できるマイルストンになれば、会長として大きな喜びとするところです。

 

多数の方々に、発表や議論を楽しんでいただけるような総会を目指しております。皆様のご参加をお待ちしております。

 

第18回日本再生医療学会総会

会長 汐田 剛史

鳥取大学大学院医学系研究科

機能再生医科学専攻 遺伝子医療学部門 教授